【加藤シゲアキ】『染色』を久々に読んで。
今日はNEWS 東京ドーム 初日。
私にとって初のNEWS、初のジャニーズコンサート。今は物販(ジャニーズはグッズ列と言うのか?)に並んでいます。さすが東京ドーム。舐めてはいけない。3時間以上の待ち時間なんてありえるらしいので驚きが隠せない。そんな時お暇に加藤シゲアキ先生の小説。お暇じゃなくても加藤シゲアキ先生の小説。1人なあなたに加藤シゲアキ先生の小説。友達とい貴方にも加藤シゲアキ先生の小説。すべての方に加藤シゲアキ先生の小説。
今日は久々に小説家 加藤シゲアキの初短編集『傘を持たない蟻たちは』を読んでいます。お友達をNEWS沼に引きずり下ろす為に彼女も読んでるんですけど、やっぱり私もお復習しておかなきゃなって。
まずは『染色』ね。ここに書くのはブログも始めたし、感想書いておくかって感じです。つまりすべて自己満足。
Twitterでもよく感想書いてるんですけど、やっぱりネタバレとか含んじゃうじゃないですか。そうするとエゴサでバレるんで、今回からはきちんとしたものはブログで。
いいですか?ネタバレしても知らないからね??
【ネタバレ注意】
まず感じたことは表現が綺麗。染色は美大生が主人公ということもありますが、カラーや情景描写がイメージしやすい。これは他の作品でも言えますが、映像向きだなーって感じてます。
あ、言い忘れましたが、私の感想は論評に近いところがあるから好き嫌いわかれるかも。バライティとかなら「好き好き!!ふぅ!好き!!」みたいなボキャ貧野郎になりますが、小説と映画は私の大学の専攻にも関わってて割と分析的思考なんですよね。だから、ダメだったものははっきりダメと言います。(映画は特に)うげげって思う人は早めに退散を!バライティの時だけ覗いてね!
話を戻し、二つ目に文字ヅラが良い。
文字ヅラって文字の見た目のことで、英語やカタカナが多すぎたりすると読みにくいし、かと言って漢字が多すぎるとお硬い印象になってしまうので難しいんですよ。
特に最後のところのページをめくると結末が出てくるって言うのが「グワッ!!やられたァァァァ」ってなります。頭抱えて何度もページめくっては戻ってを繰り返したくなっちゃうやつです。うんうんうん。好き好き好き。
特にこの二つがよく描かれていて好きです。
あとは、アイドルなのに性のシーン(普通に伏字使って書こうかと思ったけど、なんかシゲアキ先生の小説だと恐れ多くて使えない)があって、そこも美大生的な視点があって、無い胸が掴まれます。グワッって。
ハァァァァァァ、好き。
なんとも言えない気持ちになりながらもグッズ列は進んでいく。はぁ、嬉しい。
さて、次を読みますか。