好きなものは好きなんです。

好きなものを好きという、簡単で難しいこと

ジャニーズのWeb解禁

 

制限を設けてのWebニュースサイトへの顔出し、そしてジャニーズWebの新コンテンツ(ジャニーズWebとFC会員の連携者限定に見せる写真等)、ジャニーズWebへの顔出し。

 

どんどん変わった。

 

どんどん今っぽくなった。

 

 

なんて言うか、会えるアイドルみたいな距離感で私は複雑な気持ちである。

 

私の中のジャニーズは他とは違う特別なブランド価値があった。そのブランド価値は少し面倒でも需要が高く成り立っていた。だから、Webへの顔出しは一切禁止をどこの雑誌もウェブ媒体も守っていた。

 

なんかそれってすごいことだと思ってた。今の情報社会で他よりも情報が少し少なくても戦えてるって。それにその制限が特別感のあるアイドルだと思わせてくれてたし、やっぱり私たちとの距離感が多少あるから素敵だ。だからこそ時々見せるリアルな話や顔にドキッとしていたし、キャーキャー出来ていたんだと思う。

 

でも、解禁した。

 

もちろんルールもあるし、やっぱり時代の流れにはいつか乗らなきゃいけない時が来るのも何となく理解はしていたし、覚悟もしていた。

 

 

最初は不安もあったが、嬉しかった。

 

第1号錦戸亮の顔がTwitterに流れてくる。誰かの話によると1つの記者会見で51枚の構図の違う写真が出回ったらしい。綺麗なお顔がTwitterに流れるなんて、不思議な感じだった。でも見てやっぱり「錦戸亮かっこいいわー」ってなった。何枚か保存した。

 

その後小瀧望くんとか京本大我くんとかの写真も上がってきて、「これが普通になるのかー」って考えた。

 

この時はまだよかった。不安といえば「このままの流れでSNSとかしないよね?」って感じ。SNSはしないでほしい。しても、マネージャーが更新する公式Twitterみたいな程度で頼む。問題絶対に起こるから。って感じ。

 

 

 

その後ジャニーズWebへの新コンテンツ導入を知った。私は掛け持ちだから3グループの写真が見れる。最初に見たのはまた錦戸亮の顔だった。

 

記者会見の時の写真。きちんとした画素数の高いカメラで撮られたニュースWebサイトに載っているようなもの。ほぉ、美しい。なんかあれよね、公式生写真みたいよね。うんうん。

 

って思ってて、次は別の人のが上がったって聞いたから見てみたら、カラーも顔も補正されていない携帯で撮った写真だった。

 

別にこの写真が嫌だとか常に補正しろとかそういう訳じゃない。ただ、一気に身近に感じてしまったんだ。

 

アイドルが携帯のカメラで写真を撮る姿。

 

私たちと変わらない。

 

 

嬉しいんだよ?こういうの見れるの。私の中にあるほんの少しのお花畑な脳内は喜んだ。けどね。けど素直に喜べなかったの。

 

ジャニーズが長年作ってきたブランドが欠けたように思えた。しょうがない。これが時代の流れ。そう思っていても喜べない。

 

掛け持ちが多いせいなのか、ばんばん見せられていく今までには見れなかった顔。てか、連動してなくても載せるのかな?もうよく分からないが、今の流れについていけなくなった。

 

携帯で見てるからきっと多くの人にスクショされて、バックナンバーがなくなっても携帯にデータとして残される。

 

それがいつか忘れた頃にタグで使ったり、ネットにアップされて、その中に出回ったプラ画みたいな扱いになるのかと思った。

 

たまにいるじゃん。「あなたのタグに使ってる画像、それ流失画像だよ?」って人。そんな感じでその写真がどこのいつのものかなんて分からなくなるし、わからない人が普通に使っていくんだろうなと思うとジャニーズブランドなんてどんどんかけてしまいそう。

 

たまに友人から「ジャニーズの人この前○○にいたよ?」なんて聞いたりしていたが、私はオタクだから知らない顔して「えーいいなー!」ぐらいでやっぱり遠いなキラキラしてるなって思うぐらいでいたい。

 

でもいつか私の中でも近くの人になってしまいそうで怖いと思った。そんなことないと願いたいが。