とあるジャニオタから見たゼウスについて。
初めに言っておきます。
ネタバレもディスりもあります。むしろそれしかないです。今回正直フルボッコです。ジャニオタから見た目線ですが、ジャニーズについてもマイナスなことも言います。きっと気分が悪くなる方がいますので、早めに離脱をお勧めします。それでも大丈夫という方はどうぞ。私の独断と少ない知識でお話します。責任は負いません。すべては自己責任です。
第3弾のゼウス。
有吉弘行さん率いる芸人軍VS櫻井翔さん率いるジャニーズ軍の究極バトルというのがテーマ。てか、これ公式Twitterだけでサイトないんですね。私の見間違えでなかったら。Twitterやっていない人には不便ですね。番組の感想を送るところがありませんし、直接局に問い合わせるしかないんですかね?
【 目次 】
- 生放送のタイムシフトが消された件について。
- 副音声について。
- ダイジェスト、キャストについて。
- バトル内容、点数について。
- 罰ゲームについて。
- 観覧席について。
- TV視聴者について。
生放送のタイムシフトが消された件について。
私はタイムシフトで見ようと思っていたので、正直消されてショックでした。
消した理由はきちんと公開されていませんが、話によるとジャニーズのタレントさんが写り込んだためと言われています。あくまでも私は消されたことしか知らないため、実際の深い理由は知りません。
ですが、基本的にはジャニーズはネット配信は禁止。前回もゼウスは生放送を行っていたようなので十分承知しているはず。今回は芸人さんたちが注意を払いながら配信を行ったようです。そのため声も姿も映ることがなく、芸人さんたちが細かく実況してくれていたとのこと。しかし、ゲーム中にテンションが上がったのか少し映り込み、タイムシフト消去。
生放送は視聴者のためのもの。タイムシフトも視聴者のため。なのに、その楽しみを奪うというのは配信する側の不注意ではと思いました。純粋に楽しみにしていた方に残念な気持ちにさせているのではないでしょうか?
生放送はルールをもう一度確認するか、検討した方が良いのかと思いました。
副音声について。
気になったのは、副音声によるネタバレです。勝敗つく前に声に出ていたシーン数か所ありました。それはやっていいのでしょうか?小さな疑問点でした。
ダイジェスト、キャストについて。
今回、体力勝負であった回転するポールに抱きつき、どちらが長く保てるかを勝負するもの(1組)。大縄跳び(すべて)。この二つが大きくダイジェストとなっていました。残念な結果です。
もちろん番組を作る上で、ルールがあるのはわかっています。時間制限などもあります。しかし、その中に収めたり、視聴者の納得のいく形になるべくなるように番組として成り立たせるのが仕事なのでは、とも思いました。
この番組はキャスティングがだいぶ豪華です。しかも人数もいます。この人数であれば、1人参加する競技は2、3種目。もちろん全体参加の競技も含めてです。
その大縄跳びがほぼダイジェスト。副音声までもが驚きを隠せていなかった。しかも、ジャニーズ軍の話になりますが、あの競技は雑誌などで「上田くんが作戦を考え、櫻井くんが許可した」と話していたもの。また、番宣VTRなどでは伊野尾さんの大縄跳びへの意気込みや映像を使い、まるでメインのように扱うことも。なのに、この結果。好きな人達の頑張りも見れない。楽しみにさせるような宣伝なのに結局ダイジェスト。詐欺に引っかかったような気分でした。
ならば、出演人数を少し減らす。競技の数を減らす。など、ひとりひとりをしっかりと出すことが出来る方法はあります。企画という初期段階に検討しなかったのですか?それとも、そんなにも人を集めたのは視聴率のためですか?大きな制作費をいただけたからですか?知られたらいけないのかも知れませんが、ここまでの人数を集める理由がわかりませんでした。
バトル内容、点数について。
第1弾、第2弾からだいぶ変わったような気がしました。いえ、レスリングがなくなったのが大きいのかと思います。レスリングは正直、ジャニーズファンによる芸人軍の炎上が付き物となっていました。それを見かねて、新競技は安全圏に行ったという印象を受けました。
もちろん毎回毎回炎上させてしまう少々過激派のジャニーズファンが悪いと私は思います。あの競技は本気でぶつかるから面白く、見ごたえのあるもの。芸人さんもジャニーズさんも競技をお互い本気でやって、本人たちが「相手は悪くないよ」と言うなんておかしな話です。出演者は何も悪くないのですから。
しかし、番組スタッフ側がそれを「NG」としたのでしょう。今回はなし。しかし、見ている側としては盛り上がりに欠けるなという印象を受けました。だったら、これ芸人VSジャニーズじゃなくてもいいよね?歌手でもいいし、ほかでも行けるよね?「お互いのジャンルは関係ない」って言っていた気がしましたが、気にしたように見えたのです。だといっても、新競技の提案は難しいところです。勝負事なので炎上しない保証なんてないのですから。
まあ、完結的にまとめると私は番組を一つのものとしたときに、盛り上がりが薄いと感じてしまったからこの項目を立てました。もう一つ薄いと感じる要因としては、点数についてです。
どの競技が何点配分で、どれぐらい入れば逆転できるというのが見えにくいのです。勝負事の楽しさはどっちが勝つかということのドキドキ感です。だから、どちらが勝っても盛り上がりにくく、勝った感じが薄いのでしょう。
罰ゲームについて。
この土下座制度は第1弾からですが、なぜ土下座なのでしょうか?土下座って何だか知っていますか?
日本の礼式のひとつで、本来は極度に尊崇高貴な対象に恭儉の意を示したり、深い謝罪や請願の意を表す場合に行われるため、互礼ではなく、一方のみが行うが、土下座の意図に対して土下座された相手が謝絶を示す為に同じ礼を行うことがある。土下座 - Wikipedia
土下座ってきちんと昔からある深い謝罪や請願の意を表すものです。最近のテレビ番組や風潮では面白おかしく扱われていますが、本来の理由から見ていて気分のいいものではありません。これはジャニオタだからとかではなく、どちらが行っていても思います。
しかも、それに加えて、今回はびりびり電流。何を考えているんでしょうか?公式さんがTwitterでエゴさ(調べたいことで検索すること)したらしいではありませんか。エゴさの結果がこれ?へえ、何を見たんでしょうか?教えていただきたい。
ジャニオタたちはどんな視点で言っているのかはわかりませんが、「土下座反対派」が多数です。公式Twitterをブロックしている方が多くいるのもご存知でしたか?土下座はその理由の一つでもあります。
盛り上がりも欠けているのに、土下座で落ち。しっくりも来ないし、気分が下がるだけです。レスリングがなくなった理由はわかりませんがその炎上はNGで、土下座はOKというのもおかしな話です。それに今回に関しては土下座なのに「すみませんでしたぁ」という抜けた声とそれを見ている人たちの笑い顔も気に障りました。本当にやらせたくないな。
観覧席について。
番組を見ていて感じたのは、観覧席の映し方。男性の多い芸人観覧席よりも、女性の多いジャニーズ観覧席のほうが映る比率が高いと思いました。また、クローズ(引きのこと)とアップの差もあります。
ジャニーズ観覧席はアップが多いのが印象的。しかも、あれでは顔からの名前やそれ以上の特定が簡単にされてしまいます。それについては考えたのでしょうか?また、なぜ同じ応援する観覧席なのに差がこんなにもあるのでしょうか?理由が知りたいと思いました。
TV視聴者について。
どの番組にもターゲットがあるもの。例えば、お昼に行っている番組『ヒルナンデス』は昼間家にいる主婦をターゲットとした番組。NHKで放送している『Rの法則』は学生がターゲット。ターゲットとはその番組で言えば、見てもらいたい人のこと。その人が得をしたり、気になる情報を入れることで視聴率が取れます。
ジャニオタの視聴率が高いことはわかります。なんだかんだ言ってTwitterを見ていると多くの人が見ています。応援している人がかっこいいなどの話もしています。そういう部分は需要が取れています。
しかし、芸人ファンのツイートはあまり見つけることができません。芸人ファンがこの番組についてどう思っているのか、その前に見ているのかは知りたいなと思いました。
多くのことについて話しましたが、結局何が言いたいかというと『番組として甘くないか?』ということです。穴だらけだと感じました。もちろんこれは個人の意見なため、「かっこよかった!満足!」という方もいるでしょう。私もかっこいい自担が見れたため、それは嬉しいところです。ただ、すっきりしないだけ。
ジャニーズ軍が勝ったため、また第4弾もあるのかな?その時は今よりは見やすいものになっていることを願います。
散々言ってきたので、最後にこの番組のいいところを少しだけ上げるとしたら、『両者のかっこいいところが見れる、知れるところ』と『なんだかんだ見てしまって、視聴率があるというところ』などではないでしょうか?
さあ、これぐらいにしておきましょう!
拙い、ぐちぐちとして、細かい文でしたが最後まで本当にありがとうございました!
芸人さん、ジャニーズさん、スタッフさん!お疲れ様です!!!
【JUMP】ファンクラブに入ったよっていうお知らせ。
お久しぶりです。
現実的な生活が忙しくて、ずっと更新できなかったという言い訳をさせてください。
その間も様々なことが起こり、ネタはあったのです。一番の私の中の大きなことといえば、JUMPくんのファンクラブに入会したことかな?NEWSくんはすでに入っていたので、掛け持ちという形になります。ああ、なんでこんなことになってしまったのか。恐るべし、ジャニーズ沼。
去年まではお金は小さなバンドにかけていたのに……
想像できるか?去年の私よ。こぶしや頭を振っていた私よ。
そんな私の背中を押したのは年末年始のコンサートでした。
「まじか」の一言だった。今回はJUMPくん目線で話しているが、やっぱり気持ちとしてはNEWSくんも推しているから複雑だ。今年はNEWSの年になるかなと密かな期待をしていたから。だといって、JUMPくんのコンサートに喜ばないということはない。もちろん涙を講義中にも関わらず流して喜んだ。本当におめでとう。
このコンサートと10周年というJUMPくんらを見守るために入った。そして、喜ばしいことに、コンサートにも参戦できる。チケット無事に当たりました。
前回のコンサートでは私の気持ちが落ち着かなくて、感想をブログに投稿することはできなかったが、今回こそは投稿したい。気持ちはそう思っている。
楽しみだなあ。あと一か月ちょっと。
Twitterのフォロワーさん、会える方は今度タグやるから待っててね。
それよりさ、カウントダウンコンサートはやらないの?
告知ってこんなに遅いの??????
ねえ、NEWSは?????
『お題』っていう公式からのやつやってみた。
はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」
1. はてなブログを始めたきっかけは何ですか?
1年ほど前に秘密を話したかったから。(閉鎖済み)
これはジャニーズ関係で話したかった時に、閉鎖済みのサイトを思い出したため。
2.ブログ名の由来を教えて!
今のは『好きなものを好きという』だったっけ?
新規ジャニオタで当時は叩かれるのめっちゃ怖がってたから。笑 だから好きなことは好きって言う宣言と、でも好きなのに怖くて言えないから好きって言うのは難しいよねってこと。
3.自分のブログで一番オススメの記事
特にないかなー?
基本見たものをそのまま感想いうか、妄想だし。
4.はてなブログを書いていて良かったこと・気づいたこと
同士が割と多くて嬉しい。いつも見てくれる方は通知に出るIDで「おっ!」ってなってます!もう覚えちゃった。笑 いつもありがと~~~!
5.はてなブログに一言
はてなブログに!?え、あ。楽しく書かせてもらってます(?)
【JUMP】Fantastic Time発売記念にファンタを買いました。
Fantastic Time発売おめでとうございます!
もちろん買いました。
いつもCDはネットで店舗予約をササッとするタイプです。そしてCDもアルバムも同じものを2枚買ってはいけないという自己暗示をかけているため、初回限定版のPV、メイキング付きのものを購入するのがお決まり。とりあえずそれ買えば外れないと思っている。
しかし今回はミスった。初回限定版はFantastic Timeしか入っていないではないか。震えた。死を覚悟した。
え?私が楽しみに待っていたカップリング曲は???大好きな有岡くんのガッツリソングは??ちぃちゃんの櫻井翔は????ふぁ????
フォトブックが欲しくて売り場の目の前でフォトブック付きを手に持って30分悩んでやめた意味!!!!!!!!!!!!!!!!恥ずかしかった意味!!!!!!!!!!!!絶対に店員さんに『買わないんかーい!!!』っていう関西人のボケ並みの突っ込み入れられてた!!!!!!!!
あああ、やってしまった!!!!!!
これからはきちんと内容を確認してから購入しようと思ったが、その日の朝に次回のシングルの“初回限定版”をとりあえず予約しました。内容確認してない(震え声)誰か助けて(震え声)
まぁ、ここからは内容に入りますが、今回かっこよすぎません?可愛い可愛いJUMPくんは????ふぁ???
レイザーぶわぁーってなってて、シャキシャキって踊って擬音だらけの表現になってしまう。
とにかくまず一回目の再生で全体を見る。二回目の再生で自担の有岡大貴を。三回目の再生で踊れているか心配だった伊野尾慧を。ふむ。とりあえず満足。さぁ、メイキングへ進もうか。って感じでした。
いやー、やっぱり有岡くんダンス上手いっすわ。距離ある時の大股移動がたまらなかった。おてて頭に持っていって「Fantastic Time~」ってなるところは本当に可愛い。ふぁ。好き。ちなみにそこの足の動きは基本は足を捻るようなステップなのだろうが、(確か)ちぃちゃんは前に出すような感じになっていた。可愛い。最高。天使。
あ、あと二番行く前の伊野尾慧大先生。中二病発動してた。辛い。そこだけ何回も再生した。ガチで。腹抱えて笑った。見る前に友達に「二番前はよ見ろ」と言われていたのですが、これですね。見た瞬間に察して腹抱えて笑った。ごめん。好き。好きだから笑ったの。本当に好き。
そういえば伊野尾大先生の「現実味を無くしたら」の時の顔付きは真剣SUNSHINEでもやっていませんでしたか?「光る真夏のビーナス 太陽も独り占めさ」らへん。違ったかな~~~??でも、彼は手を顔の横らへんで『困ったぜ』みたいにするの好きですよね~~!!美味しいよ~~~!!!!そこのポジションかなり美味しい~~~!!!!!!!きゃわたん~~~!!!!!!(ちなみに指で1を作って頭を指すのは“櫻井翔”と私と妹は呼んでいる)
もうメイキングについては「見て」の一言に尽きます。今回出が八乙女光くんなのですが、タンクトップは心臓に悪いです。覚悟決めてからじゃなきゃ見れないのを知っていて欲しい。辛い。良すぎた。しかもひかちゃんは黒じゃないところがすごく押せる。
ちなみに、有岡くんの黒タンクタップ姿ですが、脇の広めなものでしたね。『どぎつ!!!!!!!!なんなの!!!!!!!!すきっ!!!!!!!!』ってリアルにリモコン投げた事は謝罪します。申し訳ありませんでした。きちんとフローリングに傷が付いてないから確認済みですので、お許しください。
あと妹ちゃんと見ていたのですが、妹ちゃんが有岡くんが映る度に「snow顔。5歳の幼稚園児」と言います。ガチでsnowを向けて二人ではしゃぎました。中島裕翔のsnow可愛い。
正直何やっているのか分からないけど、とにかく楽しい現場だということが分かったメイキング。いのあり劇場というよりか、パニック映画遊びも楽しそう。これやろう。遊ぼう。
ふへへ。きゃわたんきゃわたんたんJUMPくん最高じゃ。
あと三回ほど見てきてから気が向いたらまた話しますね!!!!!!!!!!!
【コヤシゲ】私と美人の出会い方。
美人なこやしげ。
美人過ぎて言葉を失った。
そんな彼らと過ごしたいという全妄想。
おばさんに誘われてきた歌舞伎で初めてみた女形は美しくて言葉を失った。小さく見えて、動きがしなやかで、悲しげな目が心をつかむ。あぁ、好きだな。そう思った。
それから何度もその演目を見た。あの女形は『加藤さん』というらしい。おばさんはその加藤さんと絡んでいた人が好きらしい。おばさんには感謝しかない。加藤さんと出会えたのだから。
「ねぇ、〇〇ちゃん。少し楽屋寄ってもいい?」
「え?」
「おばさんの知り合いがあの人と合せてくれるんだって」
可愛らしいまるで恋する少女のような表情を浮かべるおばさん。「あの人」とは好きな人のことだろう。私は「もちろん」というと、おばさんの後ろをついて歩いた。
「関係者以外立ち入り禁止」の扉を開き、狭目の廊下を歩くとおばさんの好きな人の名前が書いてある楽屋のれんを見つけた。「あ、あなたが……」そののれんから出てきた人はもうメイクをとっていたおばさんの好きな人。
話すおばさんはやっぱり恋する少女で可愛らしい。私はその半歩後ろで相槌を打っていた。楽しそうなおばさんが見れてよかった。そう思っていると話している男性が「あ」と声を上げた。
「成亮、ちょっと来いよ」
私は振り返ると美形な男性。男性らしい体つきで、シャワーを浴びたのか髪がペタッとなっている。スローモーションのように目線が合う。その少し悲しげに見えた目が「加藤さん」を連想された。胸のときめきが止まらない。
パァっと開かれる私の目。そっけなく「どうも」なんていう彼の目線が合う。すっと逸らされたが、胸がぎゅっと締め付けられる。あぁ、私はこの気持ちになんていう名前をつければいいのだろうと頭の片隅に浮かんでいた。
っていう全妄想。
美人で美しい女形加藤シゲアキを全力で追いたい。沼入りというのはこういうことかと思いたい。あぁ、美しき加藤よ。好きだ。好きで好きでたまらない。
今後の流れとして何度も追ううちに加藤に認知されて、「本当に好きだね、俺のこと」なんて男の加藤を見ちゃってドキドキしたい。「綺麗だけが取り柄でほかは何もねーよ」って冷たくもされたい。あぁ、好き。
今日は直帰。時間があるから新作のドリンクを飲みにカフェへ。カウンターで頼んで、奥側の席に座る。1つため息を吐き、ぼけーっとしていると「〇〇さん?」と声がかけられる。
「え?」
「やっぱり〇〇さんだ」
にっこりと優しく微笑んだのは可愛らしい女性。ふわふわの茶髪の髪。瞳はきゅるきゅる。頬のピンクのチークが可愛い小顔のお姉さん。すらっとした背がスタイルの良さを主張している。
こんな美人な知り合いいたっけ?頭を必死に回転させているが出てこない。
「あ、いいですか?一緒に座っても」
「え、あ……どうぞ?」
女性らしい可愛さが眩しくなりながらも一緒に飲み物を飲む。私は新作の甘いドリンク。彼女ははブラックコーヒーだろうか。「あ、それ新作?そっちにすればよかったかな~~~」なんて可愛らしい声がする。ちょっと待ってまずこの人誰か思い出すのが最優先。焦る気持ちと苦笑い。どうしろというのだ。
「なに?お姉さんたち会社帰り?可愛いね」と大きな声、らパッと顔を上げると知らない怖い系のお兄さん。な、ナンパ!?焦る私。それとは対照的に笑顔を変えないお姉さん。
「んふふ、ありがとうございます。でも、お店ではお静かにね?」
「え~~~なに~~~?聞こえないよ?」
「……だから、静かにしてください」
「はぁ?わけわからねぇ~~~そんな事言うなよ、な?」
険悪ムードなお姉さんとそれを舐めたようにかかるお兄さん。ちょっと私を挟んで喧嘩しないで!!!お願いだから!!!しかし、お兄さんが私の肩を掴むとそのお兄さんの手をお姉さんが掴んだ。
「……だから、黙れって言ってんの。わかる?頭弱いんじゃん?」
男性のように低い声。バット顔を上げるとハッとした。
「……こ、やまさん?」
その声はかかりつけ歯科の小山さん。優しくてマスクと前髪の間から覗く目が素敵なお兄さん。そう思えば小山さんに見えてくるお姉さん。お姉さんはウィンク一つをしてお兄さんの手を力強く握った。
「なんだよ!気持ち悪い!!!」
声を上げて逃げるように去るお兄さんとは対照的にお淑やかに椅子に座る小山さん。びっくりした顔をしていると「やっと気付いた?」と。その優しい柔らかな笑みは小山さんそのもので頬が赤くなるのが自分でもわかった。
っていう全妄想。
可愛くて可愛くて仕方が無い小山さん。この後は距離が縮まって、告白されるんだけど「小山さんは男の子が好きなんだと……」っていう言葉に「違うよ。〇〇ちゃんのことは女の子として見てた。ごめん、気持ち悪いよね……」って傷ついて欲しい。胸が苦しくなって、傷つけた罪悪感で死にたくなりたい。
好きで好きでたまらない。可愛い可愛い小山さん。本当に歯科医になってマスクをして欲しい。
あぁ、妄想良き。